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厚生労働省の「メディアトレーニング研修」の講師を務めました

2022年10月6日

 厚生労働省の新任課長を対象にした「メディアトレーニング研修」があり、私たちが講師役を務めました。

 まずは、講義です。記者は何を考えて取材しているのかという「記者心理」や、取材時にやってはいけないNG行動など「取材対応の原則」などについて話をしました。

 その後、約30人の課長が4班に分かれてグループワークに。実際に厚労省が出したプレスリリースを題材に「どんな質問をされるか」「どう答えたらいいか」の想定問答のポイントを考えてもらいました。

 すると、各班の議論は活発になり、厚労省の広報担当の方も「職員の広報に対する姿勢を消極的だと感じていましたが、座学の冒頭から熱心に聞き入る職員が多く、グループワークも白熱したことに本当に驚きました」と話すほどでした。

 グループワークの後、私たちからは「危機管理としての記者対応」「提供できる内容によっては別の切り口で厚労省の取り組みをポジティブに記事化しようと考える記者がいる」ことなどを具体的に伝えました。

 参加者の皆さんにアンケートを実施したと厚労省の広報担当者から聞きました。どんな結果になるのでしょうか。怖いようであり、楽しみでもあります。